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2006年12月16日 (土)

暗いところで待ち合わせ

060921_kuraitokoro_main 大好きなチェン・ボーリンくんが出てるので見なきゃ見なきゃと思ってたのですが梅田まで出るのが億劫で見そびれてました。しかし「ボーリンくんがかなりイイ!」という噂を聞いたおかげで決心がつき、昨日見に行って来ました。あぁこの師走の忙しい時期に主婦が大掃除もしないで何やってるんだろうなぁ・・・年賀状も書いてないし・・・と自分に突っ込みを入れながら。

「暗いところで待ち合わせ」
監督 天願大介
原作 乙一
出演 田中麗奈 チェン・ボーリン ほか

一軒家で一人で暮らす盲目のミチルのところに殺人容疑をかけられたアキヒロ(チェン・ボーリン)がある日そっと入り込む。ミチルはそのことに気づかないまま二人の奇妙な共同生活が始まる。そしてアキヒロは本当に殺人犯なのか?

もうこれ↑読んだだけで有り得ない、無理がある!!と思ってしまうのですが、そんなことは関係なく映画に引き込まれます。不思議な映画です。最初ミチルはアキヒロの存在に気づいてないのですが、やがて気づきます。その気づき方がいいのです。ものすごくいいのです。もし自分が盲目だとして、知らない間に男が入り込んでた、なんてことに気づいたらフツー腰をぬかさんばかりに驚くはずですが、ミチルはヘーゼンとしてます。何故なら盲目だし存在も知らないはずなのに時間とともに心と心が近づいて自然に存在に気づくからです。この辺りの繊細な描写が見ててものすごく面白いです。
いったい監督は何者?
と思って調べたら天願大介監督は今村昌平監督の息子さんなんですね。すでにたくさんのキャリアを持っていらっしゃる。はーさすがー。しかも身体障害者を扱った映画もすでにと撮っているし。
田中麗奈ちゃんはほんまに見えてへんのちゃうか?というくらいの熱演。私は盲目の少女というと谷崎潤一郎の「春琴抄」を思い出すのですが、その中で盲目の春琴のことを「観世音を拝んだようなほのかな慈悲を感じる」と描写していて、麗奈ちゃんのミチルはまさにそんな感じっ。綺麗だったです。
で、ボーリンくんですが・・・(ここから本題)
ボーリンくんというとこれまでの作品ではほとんど「無敵の元気少年」という感じなのに、こ060920chen_main の映画では「日本になじめないハーフ」という暗い役どころでちょっと不安もあったのですが・・・暗い役ながらもボーリンくんの持ち前の真っ直ぐさがにじみ出てて、無理があるストーリーではあるけれど結果として温かいものを感じらる作品になってると思います。ボーリンくんって背も高いし顔もかわいいけど私は仕草が好き。「藍色夏恋」で変な体操してるとことか「アバウト・ラブ」で窓ガラスから覗いてるときの手つきとか。この映画でもちょっとした仕草が心の動きを表現するのでボーリンくんの絶妙な仕草に目をつけたキャスティングはすばらしいっ。(「幻遊伝」に引き続き放尿シーンがあったのは笑ってしまいましたが。)
ボーリンくんは世間一般でいうイケメンと言う部類に所属するとは思うのですが、日本で公開される彼の映画は良質だけれどオバサン好みのミニシアター系が多いのが気の毒で。いつか日本の若い女性からキャーキャー言われるようになればいいなぁ・・・なんて思ってたら今度フジの月9に出るのですね!ボーリンくん、チャンスっ!!ぜひぜひブレイクしてください!

というわけで主婦業さぼって梅田まで映画見に行ったけどホッコリ温かい気分になって帰って来ました。これで明日からまたがんばれるぞー!
映画が好き、という方には是非見ていただきたい映画です。

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コメント

あさこさ〜ん、いい映画でしたよねぇ!
ポーリンくんの出演作の中ではかなり評価が高い作品な気がします。(私的には)
先日観た「シルク」では「なんでこんな役引き受けたんだろうか・・・?」と少々思ってしまったのですが。(笑)
寡黙だけどさりげなくミチルに少しだけ手を貸すアツヒロ・・・。
あのさりげなさが何しろヨカッタですね。
おとぎ話みたいなストーリーなのにあの「放尿シーン」だけが妙にリアルでした・・・。(笑)

投稿: sabunori | 2006年12月16日 (土) 23時12分

☆sabunoriさん
TB&コメントのお返しありがとうございます。
>放尿シーン
大きい方はいったいどうしてたのでしょう??
それはともかく、ボーリンくん、よかったぁぁぁ。
ボーリンくんが扉を開けるところ・・・
どんな抱擁シーンよりもグッと来ました★
「シルク」ダメなんですか(涙)。
すんごい楽しみにしてたのに・・・とほほ。

投稿: あさこ | 2006年12月19日 (火) 14時54分

あさこさん
こちらにもお邪魔します。
「暗いところで待ちあわせ」を今日観にいく予定だったのですが、主婦が年末の大掃除も終わってない、年賀状も書いてない、と反省ザルになって今日はやめてしまったのです。すると、あさこさんの記事にも同じようなことが書いてあり

>あぁこの師走の忙しい時期に主婦が大掃除もしないで何やってるんだろうなぁ・・・年賀状も書いてないし・・・と自分に突っ込みを入れながら。<

と。
でも

>主婦業さぼって梅田まで映画見に行ったけどホッコリ温かい気分になって帰って来ました。これで明日からまたがんばれるぞー!

という結論。
そうですよね!
やっぱり観にいかなきゃー。と意を強くしましたよ。や~っぱり私の反省ザルは長続きしませんです(笑)

投稿: betty | 2006年12月19日 (火) 16時17分

☆bettyさん
コメントありがとうございます!
私の感想はボーリンくんファンの感想なので
あまりあてにならないと思います。
(と予防線を張っておかないと後でうらまれるかも)
まぁでもどう考えてもむつかしい設定なのに
俳優たちがよく頑張った、というのは確かだと思います。
もしご覧になったら感想読ませてくださいね!
そうそううちは今週はじめから家族に病人が
続出して・・・家事もはかどらないし外出も
ままならないし、あぁ先週のうちに見に行ってよかった!!
と心から思ってるところです。
もし見に行くの我慢してたら今頃ストレス倍増して
暴れてたかもしれません(笑)。

投稿: あさこ | 2006年12月20日 (水) 16時45分

こんばんは!
ホント申し訳ないっ!
29日最終日にいくつもりが雪で行けず
観られませんでした(号泣)
再上映を心より祈願いたします・・・。
DVD化の方が早いかな・・・。

ところで、今年一年お世話になりました!
来年もよろしくお願いします。
では良いお年をお迎えくださいませ!

投稿: RIN | 2006年12月31日 (日) 23時50分

☆RINさん
わざわざコメントすみません。
それなのにお返事激遅ですみません。
ボーリンくんは金城くんと同じ道を
歩むのでしょうか??
いろいろお聞きしたいことがいっぱいありますので
今年もよろしくお願いいたします。

投稿: あさこ | 2007年1月13日 (土) 22時44分

こんばんは♪
こちらでは土曜日からの公開でした。
初日に行ってまいりましたよー!
>日本で公開される彼の映画は良質だけれどオバサン好みのミニシアター系が多いのが気の毒で
キャー、本当にそのとおりですね~。
「藍色夏恋」の時はあまり注目していなかったのですが、「シュガー&スパイス」で急に目をつけてしまいました。
厚めの唇がちょっと好みです(OJ君も厚いでしょう?・笑)

投稿: ミチ | 2007年2月 7日 (水) 23時11分

☆ミチさん
TB&コメントのお返しありがとうございました。
ボーリンくんにOJくんとの共通点を見つける
ミチさん、さすがっ!
でもそういえばボソッとした少年ぽいたたずまい、
「サトラレ」の頃のOJくんに共通するものが
あるかも。
映画、突っ込みどころはありますが
描こうとしたもののむつかしさを思えば
合格点をつけてあげたいですねー。

投稿: あさこ | 2007年2月 9日 (金) 09時53分

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